【歴史から学ぶ】ひな祭り=すべての女性の幸せを願う日だった!!!
こんにちは。パッケージ中澤のススムです!
今回は「ひな祭り」に関するパッケージのご提案です。
商品開発・販売のヒントになれば幸いです。
とその前に、いざ記事を書こうと思ったのですが、そう言えばひな祭りについて実はよく分かってない!ということに気が付きました…。
とりあえず調べてみるとー
・元々は老若男女問わず【厄払いの日】だった!
・江戸時代では【すべての女性の幸せを願う日】だった!
と、何やら面白そうな話がたくさん出てきたので、まずは由来から押さえていきたいと思います。
後半には女性向けの新提案もございます。
それでは早速見ていきましょう!!!
※由来などは諸説、地域差もありますので参考程度にお読みください。
由来
ひな祭りは、中国から伝わった五節句のひとつ「上巳」が原型で、平安時代には紙で作った人形(ひとがた)に自分の邪気をうつして川に流していました。これが現在も残る流し雛の原型です。
元々は老若男女問わず厄を払う行事だったようですね。
また、節句とは別に、公家には「ひな遊び」という幼い女の子の遊びがありました。人形遊びのようなものです。
それが公家風の雅な遊びとして武家や裕福な町人の間で流行します。
そしてだんだんと「上巳の節句」と「ひな遊び」が結び付き、ひな人形を楽しむ風習が生まれたそうです。
人形は川へ流すものから飾るものへ。
江戸時代になると製作技術の発展により、様々な人形が登場し庶民の中でも大流行するようになりました。嫁入り道具として武家社会に持ち込まれたのもこの頃です。
5月5日が男の子の日に対して、3月3日は女の子の健やかな成長、幸せを願う日として定着していきます。
以来、ひな祭りとして現代まで受け継がれてきました。
以上、かなり端折りましたが、興味のある方は調べてみてください!
本当に面白いですよ!
次に関連するもので代表的なものを簡単にまとめてみます。
【桃の花】
中国の上巳の節句で桃の花が使われていて、桃の花や木は長寿・魔除けの力があるとされている。
【菱餅】
諸説あるようですが、菱形は成長や繁栄のシンボルとされています。
【ちらし寿司】
様々な具材を混ぜ合わせることで、将来食べ物にこまりませんようにと願いを込めたもの。具材も縁起物が使われていた。
などなど、他にもたくさんございます。
記事を書いていて感じましたが、要は「想い」や「願い」を込めることが大切なのだと。
そして、ひな祭りが時代と共に形を変えて受け継がれるように、ひな祭りのお菓子も上記のような想いを込めた全く新しいお菓子の登場を期待しております!
それではいよいよパッケージを見ていきましょう!!!
ひな祭り専用柄
以前に比べ、ひし形デコ箱の出荷が本当に少なくなりました。
人口減少の影響やライフスタイルの多様化により、お菓子業界においても以前のような賑わい方をしなくなったように感じます。
特にひし形にスポンジをカットする手間などを考えると、通常のホールケーキ型で作った方がロスもありません。
しかし…他店がやっていないという事は逆にチャンスではないでしょうか?
もし効率よく、ロスも出さずにひし形デコが作れるのであれば…
実はあるんです!!!
先人の知恵と言いましょうか、知る人ぞ知る簡単な方法があったんです。
それがこちら↓↓↓
7寸のスポンジを3カットし、扇型のデコレーションケーキを作ります。
ひし形ではありませんが、断面を正面にする事でひし形風デコになります。
これがひし形PSPトレー小にぴったりはまります。
この方法だとロスが出ません!!!
知らなかった方は少し驚かれていると思います(笑)
今年のひな祭りで是非ともお試しください!!!
※季節商品につき、在庫に限りがございます。代理店様へお問い合わせください。
通年柄で
ひな祭り専用柄だと余った時が…と考えておられるお客様には、こちらのパッケージがオススメです!
ひな祭りに限らず、春のパッケージとしても人気ですよ!
可愛らしいケーキと言えば「プチフル」
飾りをひな祭りにしてあえれば、更に写真映えしますよ!
ホワイトデーや母の日にも使えるパッケージなので、これを機会に是非お試しになってみてください!!!
帯紙あります
パッケージ中澤では各イベントに対応した帯紙をご用意しております。
和洋菓子問わず使えるデザインです。
普段お使いの箱に巻くだけなので、とっても簡単ですよ♪
すべての女性を対象に
【女性の幸せを願う日】
今は子供の女の子が対象になった行事ですが、江戸時代には大人の女性も含めたものだったようです。
少子化問題もあり年々縮小傾向にある行事ですが、今一度すべての女性をターゲットにすると盛り上がりそうな予感がします。
これは持論ですが、私は「女性が笑えば世界が笑う」と思っています。
職場や家庭内でもそうですが、女性が笑顔で元気だとその場が明るくなります。そして活気づき勢いが生まれます。そう、女性の「笑顔」がパワーを与えてくれるのです。
また、新聞記事にもなっていましたが、近年のひな祭りでは幅広い女性が楽しめるようケーキやワインの需要が増えているそうです。
今年は大人女子向け商品も検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
江戸時代、ひな祭りがどんどん豪華になり、雛飾りも大型化していったようです。
そんな中、幕府が浪費や贅沢を禁止する「倹約令」を出し、大型の雛飾りもその対象となりました。
そうなると普通なら規定サイズ上限いっぱいで雛飾りを作ろうと思うのですが、当時の職人たちは違いました!
なんと、この規制を逆手に取り、わずか数cmながらも精巧極めた人形を作り始めたのです!
後にこれが大流行となります。
みなさんもお気づきかと思いますが、私たちは今現在全く同じ状況に置かれています。
新型コロナ肺炎拡大によりライフスタイルが一変し、今までの当たり前が当たり前ではなくなりました。
その反面、リモートワークやデリバリーサービスをはじめ、様々な技術・サービスが日に日に進化しています。
今こそ江戸時代の人形職人のように、技術発展のチャンスなのだと感じました。
パッケージ中澤では、今後もお客様から喜んでいただける箱作りを目指し、精進して参りたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
それでは次の記事でお会いしましょう!
最後までありがとうございました!